SNS・検索・地図・動画を組み合わせて、“いま会いたい人”の手がかりを見つけるための実践ガイドです。
調べ方(検索語の工夫・公開情報の読み取り・時系列の追跡)をアプリ別に整理。まずは自分で探してみたい方向けに、使い方と注意点をわかりやすくまとめました。 ※違法・迷惑行為、なりすまし、監視目的の利用は厳禁です

スマホと地図アプリを使って公開情報を整理しているイメージ
※イメージ写真。実在の個人とは無関係です。

どんなケースに有効?

連絡が途絶えた友人・知人旧SNSアカウント/共通のコミュニティ名で最近の痕跡を検索。名前の揺れや旧姓も候補に入れます。
同窓生・元同僚学校・会社名+部署・サークル・イベント名を組み合わせ、写真付き投稿や寄稿記事から辿るのが近道。
引っ越し・転職後の足取り地名・駅名・ランドマーク+「オープン」「内覧」「転職」「入社」など時系列語を混ぜて検索。

アプリ別の探し方(コツと注意)

LINE

LINEの手がかりを拾う

  • 友だち候補や共通グループから、表示名・ステータスメッセージの変化を定点観測。
  • 旧トークの写真・動画の撮影日や写り込み(看板・制服・校章)をメモ。
  • 連絡先交換時期のカレンダーやメール履歴と突合し、時系列を確定。
年齢確認が必要な機能やID検索の可否は契約・設定に依存します。無断追加や大量メッセージ送信は迷惑行為です。
IG

Instagram:写真から場所と交友を推理

  • ユーザー名の揺れ(例:taro_yamada / yamada.taro / taro__y)を列挙。
  • 位置情報・ハッシュタグ・タグ付けの相関で現在地クラスタを抽出。
  • フォロー・フォロワーの相互関係から職場/学校コミュニティを推定。
非公開アカウントへの閲覧要求やスクレイピングは規約違反の恐れ。公開範囲を尊重しましょう。
X

X(旧Twitter):キーワード×時期で追う

  • 「氏名/ニックネーム」+「学校名・会社名・地名」をAND検索。表記揺れも準備。
  • 固定ポスト・プロフィールのリンク先(ポートフォリオ/他SNS)を起点に横断。
  • 引用/返信から会話相手を辿り、絞り込み。
第三者への詮索リプや大量メンションはトラブルの元。発信先の配慮を。
FB

Facebook:本名ベースの足取りに強い

  • 本名+旧姓/ローマ字/ミドルネームを組み合わせ。
  • 「勤務先」「学歴」更新履歴や、チェックインから生活圏を推定。
  • 友達リストの共通知人を軸に、最新投稿の公開範囲を確認。
検索可否は相手の公開設定次第。スクリーンショットの配布は避けましょう。
G

Google検索:演算子で精度を上げる

  • 完全一致:「"山田 太郎"」/ 除外:「山田 太郎 -サッカー」
  • サイト指定site:instagram.com "山田太郎"site:note.com
  • 期間絞り込み:ツール→期間指定で最近1年に限定し、同姓同名を排除。
同姓同名ヒットが多い場合、地名・所属・ニックネームを追加して分母を削減。
AI

AI顔認識サービス(例:PinEys 等)を併用

  • 本人の公開済み写真のみを使い、利用規約の範囲で照合。
  • 一致候補は確率であり断定しない。必ず他の手がかりで裏取り。
  • 写り込み(制服・背景の店名・駅名)をメモ化してGoogle画像検索へ横展開。
肖像権・プライバシー保護の観点から、第三者の画像アップロードは慎重に。
MAP

Googleマップ&ストリートビューで現地把握

  • 過去写真の背景から看板・建物名を読み取り、周辺の関連スポットへ。
  • 口コミの時系列や「最近の写真」から、閉店/移転などの変化を確認。
  • SVの撮影年を切り替えて、古い外観→最新の変化を比較。
私有地・住宅地の特定や押しかけは厳禁。現地訪問はトラブルの元です。
YT

YouTube:名前×ジャンル×地名で探索

  • 「氏名/活動名+地名/学校名+競技/職種」でフィルタ(アップロード日/再生時間)。
  • 概要欄/固定コメントのリンク先から他SNSへ横展開。
  • 出演者表記・取材店舗名で追加検索し、最新露出を追う。
無断転載・切り抜き動画が混在。ソースの信頼性を確認してから判断を。

よくある質問

Q. 個人情報保護法やストーカー規制法に抵触しませんか?
A. 収集は「本人が公開した情報」のみを対象にし、目的外利用・不正アクセスは行いません。接触は本人の意思を尊重し、第三者への拡散・監視行為はNGです。
Q. 同姓同名が多くて判別できない場合は?
A. 所属・地名・時期・写り込みの手がかりを「組み合わせ」て候補集合を縮小します。1件に固執せず、裏取り優先で進めます。