婚約破棄で傷つけた相手を人探しして謝罪――所在確認から、静かな連絡へ
「あのときの言い方は、あまりにもひどかった」。
「結婚式の予約までしていたのに、最後に自分が逃げてしまった」――。
時間がたっても、胸の奥に残り続ける後悔があります。
東京総合興信所 人探し専門チームは、小さな手がかりから所在確認の道筋を整え、相手の気持ちに配慮しながら、段階的に連絡できる方法をご提案します。
このページは、実際に当所へ寄せられた「謝罪したい」というご相談をもとに、進め方と配慮のポイントをまとめた事例です。

ご相談の背景とお気持ち
ご相談くださったのは、40代の男性でした。
20代のころに交際していた女性と婚約し、結婚式の予約まで進んでいたそうです。
けれど、仕事の不安や家庭の事情が重なり、気持ちが追い詰められていきました。
本当は「少し待ってほしい」「一緒に考えたい」と言えばよかったのに、
ご依頼者は、強い言葉で距離を取ってしまいました。
その結果、婚約は解消になり、相手の方を深く悲しませたまま、連絡が途絶えました。
それから年月がたち、ご依頼者は家庭を持ち、生活も落ち着きました。
しかし、ふとした瞬間に、昔の出来事がよみがえったと言います。
「自分がしたことを、なかったことにしたくない」
「今さらでも、きちんと謝りたい」――その気持ちが、だんだん大きくなっていきました。
ただ、相手の方の現在の住所も、改姓しているかどうかも分かりません。
SNSで探すのも怖く、周囲に知られたくもない。
そんな中で「静かに、相手の生活を乱さずに進めたい」と、当所へご相談いただきました。
むずかしかった点と対策
① 時間がたち、情報が古い
手元に残っていたのは、当時の住所、携帯番号、勤務先のうろ覚え程度でした。
転居や転職、改姓があると、昔の情報だけでは追いきれません。
そこで、点の情報をつなげ、「いまにつながる線」を作る方針で進めました。
② 相手の気持ちを最優先にしたい
謝りたい気持ちが強いほど、急いでしまいがちです。
しかし、相手にとっては「突然の連絡」になります。
私たちは、驚かせない導線を作り、相手が選べる形に整えました。
③ 誤特定のリスク
同姓同名や似た経歴の方がいる場合、間違いは大きな迷惑になります。
複数の条件で照合し、確度を上げながら、誤特定を避ける手順を徹底しました。
④ 謝罪文の内容と温度感
「謝りたい」だけでは、相手の心はかえって揺れることがあります。
相手の負担を増やさないために、短く、押しつけない文面に整える必要がありました。
ご依頼者と一緒に、言葉の角を落としていきました。
謝罪までの具体的な進め方
1. ゆっくり事情を整理する
まずは「何を謝りたいのか」「どこまで伝えたいのか」を言葉にします。
ここで大切なのは、相手に求める形(返事、再会など)を決めつけないことです。
私たちは、気持ちの整理からお手伝いしました。
2. 手がかりを棚卸しする
旧住所、旧姓(分かる範囲)、勤務先の候補、共通の知人、当時の式場情報など。
「こんなことでも?」という情報が、小さな手がかりになることがあります。
断片をまとめ、調査の入口を整えました。
3. データ調査で候補を照合する
氏名(漢字フルネーム)や生年月日の目安などから、候補を一つずつ照合します。
同名の方がいる場合は、地域や過去の情報との一致を重ね、慎重に絞り込みます。
ここで焦ると誤特定につながるため、丁寧に進めました。
4. 必要に応じて現地で静かに確認する
生活を乱さない範囲で、現地での確認を行います。
近隣に聞き込みをしたり、目立つ行動をすることは避けます。
あくまで、「確かめる」ことを目的に進めます。
5. 「驚かせない」連絡の流れを作る
いきなり会う提案はしません。
まずは書面でのご挨拶から始め、相手が「返事をする・しない」を選べる形にします。
返事がない場合も、追いかけず、相手の気持ちを尊重する方針を確認しました。
6. 謝罪文を短く整える
長い説明は、相手の負担になりやすいです。
「謝りたい」「反省している」「返事は不要でもかまわない」という骨格にし、
押しつけにならない言葉を選びました。
7. 返事があった後の「次の一歩」を準備する
もし返事があっても、すぐ再会とは限りません。
「電話で短く」「オンラインで短く」「会うなら短時間で」など、複数案を用意し、
相手の負担が少ない選択肢を整えました。
謝罪の場面(そのときの空気)
書面をお届けしてから、しばらくして、ご依頼者のもとに短い返事が届きました。
内容は多くありませんでしたが、「受け取ったこと」「今は落ち着いて生活していること」が書かれていました。
相手の方は、「会うかどうかは、少し考えたい」と添えていました。
ご依頼者は、その言葉を読んで、深くうなずかれました。
「返事をくれただけで十分です。無理はさせたくない」とお話しされました。
その後、相手の方から「短い時間なら」と連絡があり、
人目の少ない昼間の喫茶店で、短時間の面会が実現しました。
ご依頼者は、席に着くとすぐに、用意していた短い言葉で謝罪しました。
言い訳はせず、相手の時間を奪わない。それだけを心に決めていたそうです。
相手の方は、すぐに笑顔にはなりませんでした。
それでも、静かな沈黙のあとに、「やっと区切りがついた気がする」と小さく言われました。
その言葉だけで、場の空気が少しやわらぎました。
謝罪のあとに起きたこと
面会のあと、二人は「友人関係に戻る」といった形にはなりませんでした。
ただ、最後に「互いに前へ進むための一区切り」ができた、とご依頼者は話してくださいました。
ご依頼者は、帰宅後にこう言われました。
「許してほしい気持ちはありました。でも、許しを求めるのは違うと思ったんです」
「相手が幸せに暮らしているなら、それでいい」――。
謝罪は、相手のためでもありますが、自分の姿勢を正すことでもあります。
私たちは、面会後も「連絡を続けるか」「ここで終えるか」を一緒に整理しました。
結果として、ご依頼者は「ここで終える」と決め、以後は連絡を控えました。
相手の気持ちに配慮し、無理をしない判断ができたことが、今回の大きな意味でした。
ご依頼者の声
「遅すぎるかもしれないと思いましたが、やってよかったです」
ずっと心の中に引っかかっていました。
自分の都合で相手を傷つけたのに、謝らずに生きていることが、恥ずかしかったです。
相談したとき、最初に「相手の方の気持ちを一番にしましょう」と言われて、はっとしました。
「会いたい」「許してほしい」と思っていた自分がいたからです。
文面も、短く整えてもらって助かりました。
会えない可能性もあると覚悟していました。
それでも、返事が来て、短い時間でも話せて、区切りがつきました。
もう同じことは繰り返さない、そう思えています。
同じ状況で悩む方へ(準備のコツ)
- 「許してほしい」を前に出さない:謝罪は相手のため。返事や再会を求めすぎない姿勢が大切です。
- 謝罪文は短く:長い説明は相手の負担になりやすいです。「謝りたい」「反省している」「返事は不要でも良い」を骨格にしましょう。
- 段階的に連絡:いきなり訪問ではなく、書面→短い連絡→短時間面会など、相手が選べる流れにします。
- 手がかりは小さくても集める:旧住所、学校、勤務先、共通の知人など、点が線になることがあります。
- 会えない可能性も想定:相手の事情で面会に至らないこともあります。所在確認で区切りをつける選択もあります。
よくある質問
Q. こちらの名前を出さずに進められますか?
状況によりますが、いきなり本人に接触しない形で、まずは所在確認を進めることは可能です。
どこまで進めるかは、無料相談で一緒に整理します。
Q. 相手に迷惑になりませんか?
私たちは、相手の生活を乱さないことを大切にしています。
連絡は段階的に、相手が選べる形で整えます。無理に会う提案はしません。
Q. 会うことを断られたらどうなりますか?
その場合は、無理に再会を進めません。
ご依頼者のお気持ちの整理のために、確認できた範囲の情報をお伝えし、次の判断を一緒に考えます。
Q. どのくらいの期間がかかりますか?
手がかりの量や地域、状況で変わります。
まずは「どこまで確認したいか」を決め、その範囲で無理のない計画をご提案します。
費用の目安と料金システム
データ調査のみの場合
データ調査のみ 80,000円〜(税込)
お手元の氏名(漢字フルネーム)、年齢の目安、過去の地域などから、できる範囲でデータ調査を行います。
「まずは所在確認だけ」「いきなり連絡はしないで進めたい」という方に向いています。
着手金
10万円〜15万円
手がかりの量、調査範囲、難易度に応じて決定します。まずは無理のない形をご提案します。
成功報酬
25万円〜35万円(内容に応じて)
発見・所在確認ができた場合に発生します。対象や難易度、期間によって変動し、個別にお見積りします。
再会サポート
別途(内容に応じて)
手紙の文面相談、第三者連絡の調整、短時間面会の段取り、当日の立ち会い など。
モデルケース1:婚約相手の所在確認+謝罪文の文面相談
- 手がかり:氏名、年齢の目安、当時の住所、勤務先のうろ覚え
- 進め方:ヒアリング→データ調査→候補照合→所在確認→書面でのご挨拶
- 費用感:着手金10〜15万円+成功報酬25〜35万円(内容に応じて)
- 再会サポート:文面相談は必要に応じて別途
モデルケース2:所在確認+短時間面会の段取り(再会サポートあり)
- 手がかり:氏名、過去の地域、共通の情報
- 進め方:ヒアリング→データ調査→現地確認(必要に応じて)→連絡の流れ作り→短時間面会
- 費用感:着手金10〜15万円+成功報酬25〜35万円(内容に応じて)
- 再会サポート:段取り・立ち会い等は別途
お支払いと注意事項
- 着手金はご契約時に、成功報酬は発見・所在確認後にお願いしています。
- 費用はご依頼内容に応じて変動します。事前にお見積りし、無理のない計画をご提案します。
- 相手のご事情により面会に至らない場合でも、所在確認ができた時点で成功とすることがあります。
- 「どこまで進めるか」「連絡はするか」は、途中でも見直せます。まずは無料相談でお話しください。
まずはお気持ちをお聞かせください
謝りたい気持ちは、簡単に消えるものではありません。
だからこそ、相手の生活と気持ちに配慮し、無理のない計画で進めることが大切です。
東京総合興信所 人探し専門チームは、全国対応・24時間受付・秘密厳守。
「どこまで確認したいか」「連絡はするか」も含めて、一緒に整えます。


